2011年12月4日日曜日

弾み車、ジャイロ、フライホイールの参照

参照1
参照2
フライホイールの特性としては直径が大きく重量が大きいほど 蓄えられるエネルギーが大きくなると言う事になります。 大きい独楽と小さい独楽を想像してみて下さい。


参照3

●コマを回す時の「回しにくさ」にとって、円盤が重いことは必要ですが、重いだけではダメで、軸から遠くにあるほうが回しにくくなります。
回しにくいものは止まりにくいのです。

回しにくさ=重さ×半径×半径  こういう関係があります。

●回っているものの「回転パワー」(難しい言葉では角運動量)は、回しにくさと回転の速さを掛け合わせたものです。

回転パワー=(重さ×半径×半径)×回転の速さ

そして、この回転パワーは、外から加速したりブレーキをかけたりしないかぎり保たれます。

大事なこと2:回転パワーが保たれる

(重さ×半径×半径)×回転の速さ=一定  なのですから

半径→小 にすると 回転の速さ→大 そうして掛け合わせて一定を保ちます。


具体例
●フィギュアスケートで、選手がスピンしていて、手を伸ばした状態から体の周りに腕を縮めると回転数が速くなります、あの現象です。
手の重さが遠いところにあるとゆっくり回り、近くに引き寄せると速くなるのです。
●ジャンプの時にも空中では手を体に引き寄せ高速回転し、着地の時には手を大きく開いて、回転速度を落としながら降ります。
手を引き寄せるのには、かなり力がいります。
●体操競技の鉄棒で、回転技でも体を縮めると速くなります。着地の時もそうですね。よく観察してください。
●水泳競技の飛び込みでも体を縮めるとクルクルッと回転が速くなります。
●他にも例はいっぱいあると思います。いろいろ探して見てください。
●ヒモで回すコマなどで、縁に鉄の輪をはめたり、木のコマでも、縁を分厚くするのも、回転パワーを大きくするためです。


参照4



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